日本はトンボの国
2011年8月8日
2023年4月18日
沖縄ではまだまだ暑い日が続きますが、8月8日は立秋です。暦の上ではもう秋なんですね。秋と言えばトンボです。
今回は中部の川で撮影したトンボを紹介してみましょう。
日本は、秋津洲(あきつしま)と呼ばれていました。「あきつ」は古語でトンボのことを指します。
蜻蛉洲と書いて「あきづしま」とも読むそうですが、元々国見のためにある地方に訪れた神武天皇が、「トンボがつがった形に似てるなあ」となんともおおらかな発言をなさったことから、
その地方を秋津洲と呼び、それが日本の名前にもなったようです。
別にトンボがたくさんいる国という意味ではないようですが、
国の形をみてすぐにトンボをイメージするぐらいトンボは身近な昆虫だったということでしょう。
沖縄でもトンボは身近な昆虫ですよね?山や川を歩く私には、トンボはとても身近な昆虫のひとつです。
沖縄のトンボ図鑑(いかだ社)によると、沖縄で見られるトンボの数は80種を越え、
定着種でいうと日本に定着しているトンボ185種のうち69種2亜種が沖縄に生息するそうです。
そのうちのごく一部ですが、ご覧下さい。
各種の説明は図鑑の受け売りになってしまうので省略させてもらいますが、トンボは蝶に較べて落ち着きもあって素人の私でも写真が撮りやすいです。
枝にとまって獲物となる昆虫が飛んでくるのを待ちかまえています。カメラを構えていると、素早く飛び立ち、クルッとまさにトンボ帰り。
よく見ると口には小さなコバエ?をくわえてモグモグしてたりします。
中には、そのまま構えたデジカメの上に止まるうっかり者もいて、なかなか愛嬌もあります。
あまり虫が好きじゃない私ですが、トンボは全然OKです。