セミの幼虫って動くんだぜ

先日、ちょっと夜のお仕事で海岸林のなかを歩く機会があったのですが、 まだ体中に泥を付けたままの蝉の幼虫が倒木の上にとまっていました。
最初は抜け殻だと思っていたら、そのうちごそごそ動き出すじゃないですか。
実は蝉の幼虫は抜け殻しか見たことなかったので、ちょっと不思議な感じです。
当たり前ですが、あー動くんだと感心してしまいました。

せっかくなので動画にとってみました。意外にサクサク動いているのにもびっくりです。
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[quicktime]http://www.erc-oki.co.jp/blog/wp-content/uploads/2010/07/クマゼミの幼虫02.mov[/quicktime]
さて、この幼虫がこの後どうなるのかも気になるところですが、仕事中なので残念ながら羽化まで追いかけることはできませんでした。
しかし次の日、またまた偶然ですが今度は羽化直後のセミを発見。
同じ海岸林なので、昨日見つけた幼虫と同じ種類でしょう。種類はクマゼミのようです。
クマゼミは市街地でよくみられる種類で、ちょうど今頃(6月下旬~7月)に公園や街路樹の木でワシワシ鳴いている蝉です。

羽化直後は羽の色が黄色から緑、そして青へときれいなグラデーションになり、体も黄金色をしています。
しかし、この後しばらくすると体は黒くなってしまいます。この色がみられるのは羽化直後の数時間だけ。

この個体は、無事羽化に成功したようですが、なかには固い殻から抜け出せずに死んでしまうやつもいるそうです。
そう考えると、昼間にうるさいぐらいに聞こえてくる蝉の鳴き声が、長い穴蔵生活からやっと外にでられたセミの歓喜の声に聞こえてきます。
そりゃあ大声出したくなるよなぁ。